朝、晩は随分涼しくなり、
すっかり秋らしい空気に変わってきましたね。
タオで行っているふくらはぎマッサージは
故・外科医の石川洋一先生が、考案された健康法です。
石川先生は、救急医療を専門にする外科医でした。
そんな先生がある出来事をきっかけに、
ふくらはぎの持つ力に着眼されたのです。
それは、脱水症状を起こしていた患者さんの腕に、
石川先生が点滴を投与したときのことでした。
なぜか点滴液がスムーズに落ちないので、先生は、
患者さんの点滴を打つ位置を変えてみようと、
体を動かしたそのときに、患者さんの腕は温かいのに、
足が冷たいのに気づきました。
無意識のうちに足をさすっていると、
点滴液がポタリポタリと少し落ち始めたのです。
「もしかすると足をさすったからか?」と思った先生が、
今度は意識的に足に触れたところ、特にふくらはぎが、
硬く冷たくなっていました。
そこで、ふくらはぎをさすったり、押したりしていると、
点滴が規則的に落ち始めたのです。
青ざめていた頬にも赤みが差してきたのです。
ふくらはぎの筋肉を整えていくことが最も有効な手段なのでは
ないのかと考え研究にのめり込んでいったそうです。
ふくらはぎは第2の心臓と言われています。
心臓は手で触れることはできませんが、
ふくらはぎは、じかに手で触れることができます。
そして、痛みやしこりや冷たいところを感じとることが出来、
ほぐすことが出来るのです。
それによって、ふくらはぎというポンプ機能を正常に働かせて、
不調や病気を、改善できるのです。
ふくらはぎマッサージは万病に効くと言われています。
体調が悪くて困っている方、
更には健康な方も今の体調を維持していくために、
是非このふくらはぎマッサージを継続して下さい!!
なおっぺ
万病に効くふくらはぎマッサージ
P11~P15
石川洋一先生著書 引用